地頭力
「地頭力と創造的思考の関係」と言う見出しに読み進む。「独創的アイデアを生み出す原動力は、新しい組み合わせと無意味な変更である。冷奴に醤油の組み合わせでなく、冷奴にジャムと言うのはデザートとして価値ある組み合わせだ……無意味な変更は失敗も多いが、時に素晴らしい発見に結びつく……伝統的知識と定型作業の支配する組織では創造的思考は邪魔者であり、地頭力のある若者も其れを伸ばす事無く、知識の獲得と定型思考に埋没してゆく……系統的な知識と創造的思考の両方を獲得しなければ「考える楽しさ」を味わえない…「考えるたのしさ」は、いつも「何か別の方法は無いだろうか」と言う代替案を考える事から生まれる。短絡的思考から人を解放し、自分や社会を豊にする事に繫がる…地頭力を鍛えよう」とあった。
まさしく日常生活、まして調理において代替案を考える事は棄てる所がなくなり、考える楽しさと経済的に無駄が無い。スイカを食べた残りの青い皮を剥き、食べごろに切り、味噌味に醤油味にカレー粉を入れてみたり芥子を加えたりスープに煮付けにと、各種の調理で食卓を賑わす。一個の西瓜の残りかすは片手のひらに残るだけ、デザートに出したあと、どの様な調理法にするかを考える楽しみが増す。此れが地頭力なのかと改めて此れでよいのだとニンマリした。
梅干の種、梅酒の梅の種、銀杏割で割中身を出し食すが、体に良いとされている。レモンの種も酢かお酒に付け、手に塗ったり漬け汁を砂糖少々とお湯で薄め風引きに飲むと言った具合に棄てる所無し。おばあちゃんの知恵は地頭力の宝庫であるが今、核家族となり伝わらない。個々に地頭力を働かすべしである。
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