地頭力

 「地頭力と創造的思考の関係」と言う見出しに読み進む。「独創的アイデアを生み出す原動力は、新しい組み合わせと無意味な変更である。冷奴に醤油の組み合わせでなく、冷奴にジャムと言うのはデザートとして価値ある組み合わせだ……無意味な変更は失敗も多いが、時に素晴らしい発見に結びつく……伝統的知識と定型作業の支配する組織では創造的思考は邪魔者であり、地頭力のある若者も其れを伸ばす事無く、知識の獲得と定型思考に埋没してゆく……系統的な知識と創造的思考の両方を獲得しなければ「考える楽しさ」を味わえない…「考えるたのしさ」は、いつも「何か別の方法は無いだろうか」と言う代替案を考える事から生まれる。短絡的思考から人を解放し、自分や社会を豊にする事に繫がる…地頭力を鍛えよう」とあった。

 まさしく日常生活、まして調理において代替案を考える事は棄てる所がなくなり、考える楽しさと経済的に無駄が無い。スイカを食べた残りの青い皮を剥き、食べごろに切り、味噌味に醤油味にカレー粉を入れてみたり芥子を加えたりスープに煮付けにと、各種の調理で食卓を賑わす。一個の西瓜の残りかすは片手のひらに残るだけ、デザートに出したあと、どの様な調理法にするかを考える楽しみが増す。此れが地頭力なのかと改めて此れでよいのだとニンマリした。

 梅干の種、梅酒の梅の種、銀杏割で割中身を出し食すが、体に良いとされている。レモンの種も酢かお酒に付け、手に塗ったり漬け汁を砂糖少々とお湯で薄め風引きに飲むと言った具合に棄てる所無し。おばあちゃんの知恵は地頭力の宝庫であるが今、核家族となり伝わらない。個々に地頭力を働かすべしである。

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発見

 早朝ラジオ番組の「著者に聞く」で、橋田寿賀子女史との対談を聞く。83歳との事だが歳を感じさせないテンポの良さと同感、同感と頷く内容で多くの人に聞かせたい。特に、何年も連れ添いながら自由が欲しいと離婚する勝手な女性に聞いて貰いたかった。

 「此の歳になってわかる事が沢山ある」と其の通で、何で今まで気付かなかったかと新しい発見もあり、理解を深める事が日々あり、年を重ねることに胸躍り期待が増す。母を看取り年寄りの状態を観察し、ほぼ理解出来ている積りであったが、聞くと見るとの違いどころではない。先ず肉体的衰えは避け様が無いが、筋肉増強体操とバランスのよい食事で補える。年相応に量も減り体調も整う。

 何で今まで気づかなかったかと思う事は沢山あり、発見する毎日が楽しい。「尽くす相手がいなくなり、もっと尽くせば良かったと思い、中途で離婚する人の気が知れず、勿体無い。夫には尽くすのが妻の役目と心得ている。身の回り、家事一切やる、此れは当然の事(男性と女性では構造からして異なる)尽くす相手がいることが幸せ。して貰おうとの思いが叶わねば不満が募り不仲になる」其の通である。

 夫への不満を子供へ愚痴り、夫の人格を下げてしまい子供は何時の間にか親の言うことを聞かなくなるの悪循環。良い子が育つわけが無い。斯うした状況を解って貰えればと著作に対して話された。

 「私は歳だから」ではない。歳だからこそわかる事、歳だからこそ発見があり、理解できる事が沢山ある事を楽しむべしである。

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15日

 紙上はオリンピックでの偉業と言える功績を称える記事と、閣僚が靖国参拝云々が目立つ。「天皇陛下万歳」よりも「お母さ~ん」と呼びつつ戦死した兵士が多いと聞く。親を妻子を残し、肉親の情を断ち切り赤紙一枚で戦地に赴く。玉砕に玉砕と続き中学生までが志願と言うより駆りだされ、幼顔を残している少年が大人顔負けの挨拶をして出征して行った。凛々しき姿と、且つ不憫な思いは忘れられない。

 一万m上空を飛び、侵入して来る腹の底に響き渡るB29の爆音は今尚耳に残る。軍人が政治に君臨すれば功績第一、戦いに勝つ信念に徹し、天皇を死守するとの聞こえは忠義であるが国民なくして一人玉座にあられよう筈もなく、矛盾した言葉を残されている。遺族は弁護しているが、当時、街々のゴミ箱の中を点検し、卵の殻を見つけ「非国民」との発言に側近者、新聞は褒め称えた。

 国民を昂揚させるべく「贅沢は敵」と貴金属、ミシン、ピアノ(ピアノ線を飛行機材にと)銅製品は屋根に至るまで供出させ、戦地の兵士に思いを馳せ、誰一人不服を口にする者も無く、(口にし様ものなら憲兵の手が伸びる。)皆心を一にして助け合い忍び耐えた。

 戦い終わり、疲れきった国民、浮浪児が巷に溢れ、負傷した帰還兵は上野駅、靖国周辺、巷にに立ち、松葉杖に縋り惨い傷跡を見せ、アコーディオンを奏でながら物乞いをしていた姿を尻目に、進駐軍は闊歩し、パンパンと呼ばれた女性達は活計(たつき)を得る為に駐留軍に靡き、家庭人は玉葱生活(残った衣類などを其の都度売る)で食を支えた。

 この様な苦労は子供にはさせまいと育んだ子供達が親となり、今は孫、曾孫の時代となり辛さを知る人も少なく、知ろうともしない平和ボケとなりつつある。恐るべしではあるが、次世代人は目標を持って立派に精進する人達に伍して欲しい。

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目的

 終戦と言うより敗戦の日が巡り来る。戦争の悲惨さ、苦しさ辛さを味わった年代層が年毎に減り、今の生活が当然の事のように受け止め、感謝の念どころか自由奔放の奴隷と化している中で、オリンピック出場選手達は日本に持ち帰る金を目標として、苛酷なまでに鍛錬に勤しんで、成果を挙げている。

 日頃の鍛錬と努力とを惜しまず、まっしぐらに精進している姿に敬服する。強かな根性が訓練と相俟って成果を得ている各自の根性に拍手をしたい。金取得ならずも出場に至るまでの努力も大した物で、メダルを手に出来ずとも素晴らしい経験は大いなる褒美を得たのと同じである。

 一つの目的に向って奮闘努力する姿勢は年齢を問わず必要である。「何の目的も無い」と言うお方。「一日を健康で生きる」大きな目的があることを忘れている人が多い。病に倒れても病気の「気」に打ちのめされて駄目出しをする。打ち勝とうとすることが脳を刺激し、快方に向かわせ悪化させない働きをすることが判明してきたと放映していた。「私は駄目だ」でなく「私はこれからだ」とでは勢いが異なる。

 戦争と言う悲劇は二度と起こるまい。然し日々、自分との戦いは日々起きている。怠りがちな自分を励ますことから一日の戦いが始まる。大いに戦うべしである。

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買い物

 笑点の前座で買い物の今昔話で、内容は「今の人達の言うには、何でも豊富にあり買い物に出れば何でも揃うというがそんなもんじゃーない。昔は居ながらにして何でも買えた」と御用聞きから物売りの物真似をして笑わせた。すっかり忘れていた事を懐かしく思い出す。

 確かに買い物に出なくとも、殆ど居ながらにして用が足りる。丁稚(小僧)が毎日御用聞きにやって来る。魚屋は、経木に品物と値段を書き入れた物を見せて注文を取り、時間に届ける。八百屋、酒屋は勿論、豆腐屋は毎日巡ってくる。雑貨は時折、呼び声高く練り歩き、包丁研ぎ、鋳掛や、ラオやと特徴のある音色を出し、何屋であるか聞き分ける。水飴売り、金魚屋、紙芝居屋まで加わり、来る時間で時を知ることもあり、楽しくさえあった。

 お勝手には御通い帳なる物が商店毎に吊るしてあり、御用聞きのあと品物と値段を書き入れ、晦日に支払う。大晦日で新しくなり、古い通い帳の袋とじを広げ、二分(7ミリほど)巾に折り畳み、ハタキに使う。丈夫な和紙は一年間充分に使える。

 今ほど残り物を棄てるなど以ての外で、御用聞きで得意が決っているゆえ無駄が無い。洋菓子屋なども万一売れ残った場合、近所や知り合いに其の日の内に分配するが滅多におこぼれには預からず、所謂無駄が無い。

 当時の商人が時間で廃棄処分しているのや、使い回しを見たら罰当たり奴と怒鳴られ、拳固の一つ二つが飛んでこ来よう。思へば銘々が食に対し、生活に対し引き締まった堅実な態度で過していたのは、不自由な生活から生まれ出た質実剛健型が身に付いての事と思う。学ぶべき所は多々有る。

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 長時間、絢爛たる開幕式を、もし、選手方が見ていたとしたら可成疲れが残ったのではなかろうかと案じた。其の所為ではなかろうが、先発組みは残念な事に余り振るわない。

 何時もマスコミは期待を持たせる言葉が多く、選手に対して負担が掛かり過ぎ、何が何でも「金」をとの気構えをそそるのは良いかも知れぬが、相当精神的圧力が掛かるのではないかと感じる。今迄にも騒ぎ過ぎ成績過剰なまでの報道の割には外れが多く、伏兵的選手が高得点を挙げる例もあった。

 出場選手は騒がれずとも選出された事への名誉と重責を担い、期待に応えるべく力の限りを尽くす心構えで出場していると思うが、時の運、慣れぬ土地での体調崩れに悩まされもしよう。力を出し切っても破れたり、金を狙っても逃がした選手達、ご苦労様でした。

 戦いを見て思うことは余裕を残しての引き際は、出場への意欲との狭間で悩む事であろう。誰しも自身を信じ、戦える自信があるからこそ選出に応えるが、相撲界でも余力を残し、惜しまれつつ引退するには余程の決意が必要と思う。然し、己を制する確かな精神力には敬服する。栄誉を重ねた人こそ自身は引きたくとも側が許さぬ事もあろうし、栄光の陰に引き際の辛さも理解出来る。

 兎に角、出場の選手方、体調を崩さず最後まで、ご自分なりの力を振り絞って戦い抜いて頂く事を祈る。

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企画

 興味津々開幕式を見る。九百人を上回る人員が一糸乱れぬ行動の展開、天安門広場で公開された人民のパフォオーマンスに驚いた事が甦る。石原都知事に依れば「披露宴料理と同じで盛り沢山過ぎる」と。確かにでは有るが、此れだけの妙技の練習は一体何処で行い、ラストの点火も予行練習無しなのか、緻密な計算の元で失敗なき自信たっぷりであるとしたら、「恐るべし中国」と感じざるを得ない。

 出演の人数からしても、練習は二年前からであったと言うが、よく報道陣に漏れず、いや、国の面子にかけて報道陣は一致団結、漏らさぬ事を守り通したと覗える。

 華やかの陰に泣いている人民の事を報道してはいるが、何事に於いても成功の陰には犠牲は付き物。只、きキツイか緩いか、国の方針で差はあろう。余り詮索し大きく報道するほどに、負け惜しみに取りかねない。

 報道の自由を振りかざす報道陣、確かに知る権利はあると言えども、何もかも常識を乗り越えてスクープの手柄として嗅ぎ出す、今回のギョーザ被害が中国にもあった事を知らされても、公表を控えてとの申し出通りにした事で記事になっているが、個人の付き合いと異なり国交上では必要事項もあると思う。その場、前後関係の読みが無くては纏まる交渉も壊れてしまう。

 個人情報も漏らさぬ事が徹底し、触らぬ神に祟り無しとばかりに知らん顔、「我関せず」が定着し、困っている人を見ても手を貸さぬ、席も譲らぬ人間が増える一方、情報過剰で判断できぬ輩が手口を真似する、此れこそ捩じれ社会になって来たのも、報道陣の巧妙争いの結果ではなかろうか。

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報道

 毎日事件の載らない日は無いと言ってよいほどで、出先で事件に遭う、遂に自分の家の前でも傷つけられる。一体どうなってしまったのか、心此処にあらずの振る舞いが多過ぎ、狂い始めている事に恐怖を覚える。凶器が詳しく報道されるが、してはいけない、使ってはならないと窘められるのではなく、考えの無い人にとっては寧ろ唆され、興味を持ってしまうのではなかろうか。判断の出来ない人間が余りにも増えており、何故この様な緩んだ世の中になってしまったのか、人事でなく、人の所為でなく個々に真剣に原因や心理状況について考える時と思う。

 危険物運搬の重大責任を負うている運転者が、被害甚大の事故を起こした。運転者の状況は報道されないが疲労による居眠りか、速度と車の長さ、カーブや合流に対しての感覚の鈍りに依るのか、もし、一般道路上であったとしたら大変な惨事となる。不幸中の幸いは、後続車が巻き込まれなかった事だ。

 斯うした事件に対しては今後の諌めとして、車体構造によるのか、カーブとタンクローリー車体の長さが計算外であったのか綿密に調べ、公表すべきで、車の製造に於いて効率だけを考えての構造であるかも詳しく調べる必要がある。

 エスカレーターも1階から4回まで直通の構造、途中頑丈な支えも(写真上では)無く計算上は確かな出来栄えであったかも知れないが、想定外以上の事には考えが及ばなかったであろう。4人並んでとあるが、個人差あり、計算外の重量で起こるべくして起きた事故と思われる。「念には念を入れ」の言葉を肝に銘ずべきと思う。

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孤独死

 孤独死の遺品を整理する専門家のいる事を知ったのは、放映からである。具合が悪く食事も出来ない、知らせる事も出来ぬ侭、世を去る。何日かして発見され、警察が来て検死ー連絡先が分らねば、遺品整理となる。10分ほど歩く所に実兄が住んでいてもご自身が病んでおり、弟の死も知らず、連絡さえ取り合えない状態であったと言う。

 これから斯うした孤独死の人が増えると思うと言うのは、見回しても40~50代の男女独身者が両親、又は先立たれた片方の親と暮らしている家族が多い。老いた親を看取った後、一人暮らしが始まる。身内は少なくお互いが独身者である例もあり、当然孤独死に追い込まれる。

 長命の親の面倒を見る側も中高年、介護をしている内に共倒れになる。老人介護施設に入れるのが一番と言う人に、「簡単に入れず、空き待ちですよ」 「コネがあれば直ぐ入れるし、入っている人は沢山いる」 「どう言うコネ?」 「議員方、票取りに動いてくれる」 此れには驚いた。党の名前まで出たが、二大党以外の党名であった。矢張りね、と思わざるを得ない。斯うした親切行動を周囲の人達に見せる事で票取りに繫がり、検挙に引っ掛らない方法であり寧ろ感謝されている。

 コネもつけられず、つましく暮らす老人が、ひっそりと淋しく世を去る。以前には在り得ない事である。一人暮らしでもお金があり、病院には入れても地方では医者が減り、病院閉鎖に追い込まれ、入院患者の家族は困り果てているが、一人暮らしの老人は?お金があっても侭ならず病む身にとっての不安は募る。

 一人暮らしでなくとも老夫婦が一人残されれば、同じ状況が襲ってくる。子供に先立たれた人、子供の居ない方々が抱える不安は保証人がいなければお金を積んでも○○ホームと名が知れ、募集している施設にも入れないことも知った。不安を抱えながら老いる人数が増すことに心痛む。

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子供

 投書欄に大阪の中年夫人が電車に乗った際、途中から小学低学年生が一クラス乗ってきた。内心「騒がしく嫌だな」と思ったが、静にしており、空席に誰一人腰掛けない。丁度、前に立った生徒に「腰掛けないの?」 「はい」 「決まりなの」 「お母さんに言われています。先生からも、皆の迷惑にならぬ様と言われています」 家庭教育の大切さを感じさせられた、とあった。

 親によっては席取りを命じ、子供は大人をかき分ける様に乗り込み、席に手を広げ「早く早く」と親は悠然と腰掛ける。混んだバスに乗って来た子供が、席がないと駄々をこねる。席が開くと老人寄りも先に我が子を座らせる。譲る精神などまるで無い親の躾を受けた子供の将来が思い遣られ、情けない。歩けるようになった子供は、立たせておけばバランスの取り方を直ぐ会得する。

 小さい時に親が腰掛られた際、膝の間に体を入れて支え、バランスの取り方は教えられなくとも自然に身につき、今以て、席が無くともバランスを取る事が沁み込んでいる。幼い時の、人間としての教育が行き届いていない親が多く見られる。

 買い物先で、四ヶ月と言う幼児を胸に抱えた親子に出会い、思わずあやした、母親は笑顔で会釈してくれた。子供の瞳は黒く、穢れない美しさに澄んで見えた。生まれた時は皆、穢れなく瞳の如く心も澄んでいる。知恵が付き始めると、して欲しい事を訴える。この時期から人格が備えられる年齢までの家庭教育が一番大切であるが、保育園なりに預ける。せめて三歳児まで親の手元で育てられるよう政策に配慮が為されれば、孤独に悩む少年少女は少なくなるのでは、「三つ子の魂百までも」である。

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思いつき

 高速道路料金が、距離によって金額を決める事は運送に配慮して延期になったと報じている。当然の事、凡人でも知れた事であるのに、財政を満たす為の手段としての思いつきに過ぎないと感じる。

 取り立てる事よりも、無駄を省く方法に考えを切り替える知恵は無いのかと歯がゆく思う。味を占めたら止められない、体に悪いと知りつつも止められない喫煙者の様に、一度なったら、しがみ付いていると見る議員方。人数を減らす声も掻き消え、参院は要らないとの国民の声などは、多人数で勢いに乗っている先生方は猛反対であろうが、無くす迄でなくとも人数を減らす。各省の無駄を徹底的に省く等々

 消費者の声に副い、商品生産の現地名を明記する規定を設けるとか、厳しくするも良いが今迄貼られているラベルが無駄にならぬ方法を考えるとか、聞こえの良い設定に潜む無駄が沢山あり「微に至り細に入り」の知恵を絞って案を練って頂きたい。

 電気料金が、月800円値上すると発表された。大いに家計に響き、さりとて抵抗の致しようもない。料金を下げて喜ばせてたり、上げて家計を苦しめたり翻弄されている。先ず無駄な電力消費の所から消すべしで、広告版、必要以上の照明、特に自動販売機に至っては無駄と言うより贅沢であり、此処での消費電力は大である。

 昔は無かった、然し生きている。「売らんかな」の商魂逞しさに乗せられた消費者は慣れ親しみ、もし姿を消せば不自由を感じるであろう。無い時代は耐えることを弁えていた。何でも欲しいものは直ぐ手が届く所にある事で、贅沢が身に沁み感謝が薄れ、明るさの故に時間制限も無く仕事、遊びと昼夜の区切りをなくし、便利さは生活を乱し始めている。

 思いつきで良い事もあるが、政治面においては思いつき如き政策は動揺をきたすばかりでなく、生活も追い詰められる結果を生む。  政治家の方々、一ヶ月でも庶民の最低額の年金生活者の生活を味わって見られたら、少しは世の中変わるのでは。議員の方々の中には庶民の生活を味わった方も居られようが「先生」と呼ばれる響きは麻薬的心地よさで以前をお忘れか。

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国土

 「対馬は韓国領だ」と韓国側が言っており、政府の対応は、と新聞に載っているが、とんでもない韓国の発言である。歴史上での記録をはっきり示すべきで、小学唱歌にも「玄軍十万、玄軍十万、ただひと呑みに壱岐、対馬、海をおおうて博多の津、雄叫びの音、鬨の声天に轟きて地に亘る……」と以下続く。この後に神風が吹き玄軍の船は覆され壱岐、対馬を奪われる事がなかった事を歌っており、日本国土である事は歴然としている。

 第二次世界大戦時に、玄軍との戦いの折りに吹いたとされる「神風」にあやかり、体当り作戦で一人乗りの飛行機に魚雷を積み「特攻隊」と称して若き戦士達は莞爾として国の為、国民の為、命を賭して飛び立って行った。歴史にある戦いに勝利を得たる「神風」を用い、奇跡の神風が吹く事を願う程、緊迫した戦況であったからであろう。只、単に思いつきで用いたのとは訳が違う。

 今更この様な問題が起きるのは平和にどっぷり浸かった政府の怠慢、真実の歴史を詳らかに伝えなかった結果である。平和は望むところであるが、何もかも米軍指令下に服従し、教科書を墨で塗り潰し、武芸の教育科目は廃止され、憲法も米国の指示の元で敗戦国日本がスタートした。占領下にある時期は疾うに終わっている。独立独歩で歩みだした時点で何故、確かな歴史を、残された日本の国土の標示を為されなかったのかが悔やまれる。

 今に至って、先方の言い分を如何様に押し切れるか、昔であれば戦争になり兼ねない。戦争を放棄した国の真実の証明と、言葉による交渉で先方を納得させられるか、お手並み拝見は国民だけでなく世界が注目する所であろう。

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本音は

 ラジヲを子守唄代わりに付けて就寝しているが、夢うつつに地震情報との放送が耳に入るのと同時位に、ゆらゆら揺れ始めた昨夜半の事である。揺れ方によっては窓を開けるが情報が即伝わったのでニュースに聞き入る。

 始めは被害が少ないようであったが、明るくなるにつけ被害が報じられている。自衛隊が駆けつける道すがら活動を開始しているとかで心強い感じを受ける。朝のニュースで、内閣府特命担当大臣が地震直後一時間半で震源地に向った素早さには驚いた、残念な事に気象状態が悪いため現地に到達が遅れるとの事。

 大変好感が持てる事ながら、申し訳ないが何故かパフォーマンス的に感じてしまった、と言うのは内閣改造とか参院云々と報じられている折、党のアピールと取るのは「ひがみか」党に対しての信頼度の薄れの所為であろうか。

 何はともあれ、個々の動きを認められようと行動に移し、国民の信頼度を増すために努力を惜しまない行動の表現であれば、此れに越したことはない。今回の速やかさが政府の行政機関等の膿み出しにも為される事を望む。

 

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事件

 気温の変化で、何処かで何かが狂い始めているとしか思えない事件が次々、余りにも多過ぎる。「むしゃくしゃするから」 「親が相手にしてくれない」 ご都合主義も度を越し、甘えるなと言いたい。

 何故、斯うした考えを持つ人が増え始めているのであろう。事件が起きると朝から晩まで、翌日も翌々日もニュースの度毎に報道され、凶器や状況までも詳らかに伝え、暗記出来るほど繰り返される。報道する材料が無いのかと言いたくなる。

 分別の無い人には、マインドコントロール宜しく扇動させられてしまうのではなかろうか。報道のあり方も考慮すべきと思う。警察の如く取材者が容疑者の家、関係者まで押しかけ取材する、近所はさぞかし迷惑であろう。

 事細かに取材するなら、火災が起きる原因を詳しく取材して貰いたい。自殺行為以外の火災の原因が、コンセントのトラッキング現象なのか、台所での不始末なのか、漏電なのかを詳しく知りたい。なぜならば、我々の家庭にも起こり得る災害が潜んでいるかも知れない故に用心出来るからである。火災に限り報道は何時も尻切れトンボで、凶器を振るった事件の取材の如く、火災現場も執拗に原因を調べ、各家の火の元への注意を促すに役立つであろうと思う。

 「原因は取り調べ中」で終わるが、分った時点で何々の原因と数行の報道があれば諌めにもなる。交通事故も居眠りなのか、前方不注意か、車体の欠陥なのか詳しい時と事故で終わる事も多く、多くの人に注意を促す役目も果たして貰いたい。

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翻弄

 懐かしい名前をプログラムで見たのでチャンネルを回し観る。四人の女性たちは国の思惑に利用され、華やかな社会に生きる物の国に操られ、悲劇の主人公となる。言い知れぬ苦労を負い、命を奪われたり生死の境を越える苦労の連続に打ち勝たれた経緯には胸が痛くなる。

 昭和十年代、李香蘭と長谷川一夫の映画に痺れ、満州国皇帝の弟君へ嫁がれた浩妃には同情した。戦後、どの様な憂き目に遭われたか時折耳にしたが、想像を絶する苦労を超えられた事を知る。

 死刑寸前に、日本人である事が証明され命が保たれ、88歳でお元気に過しておられる山口淑子さん「ご苦労様でした」の一言に尽きる。戦前戦中を知る年齢者も少なくなり、戦争で蒙る国民の犠牲も知らず、平和に甘んじ豊かさになれ、心までが緩んできている様に思える。今ある日本は貧乏に耐え、世界の日本に伸し上ろうと戦争を選び、敗戦の憂き目に耐え平和を尊んだ結果である。

 昭和20年山本五十六大将がフィリッピン戦で戦争中止を提言しても聞き入れられず、もし7月のポツダム協定を受け入れていたら、長崎、広島の悲惨さは免れたであろうが、軍人等の体面を保とうとする結果は無残であった。

 一見、平和ではあるが、何かと言うと人の所為にする身勝手な人達が蔓延っている。先ず銘々が己を制する事を養う事が必要と感じる。今朝のラジオで、浜松の名誉教授高田氏が、腹立つ時、態度を荒げる時、言葉に出して実況放送をすれば愚かしさに気付くと。早速自分の行動を声にして表してみた。可笑しくて笑えて来た「成る程」 愚かな考えの時、確かに効果はありそうである。

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支援

 曽野綾子さんのエッセーに、太陽光発電システムを送ったK会社の事について電気普及は必要であるが、成功を願うなら危険の予測も必要とある。

 設置されているソーラーシステムが盗まれるが、現地の警察は盗みを検挙する気など無く、国政の乱れた国の特徴で、マウイの田舎の診療センターのソーラーシステムには、日本人のシルバーボランティアが現地に張り付いており、其れをしなければ機能は壊れた儘。泥棒は何でも盗む。斯うした途上国に物を送るのは比較的易しい事だが、機能を働かせるのは至難の業である。修理も技術者も部品もない(以下略)。

 耳慣れたアフリカの国名の奥地で、ランプも無い生活者の子供達への教育に、電気はわざと暗くしているのには、灯りの無い生活に目を刺激しない為と言う。

 豊な食、煌々とした灯り、部屋の温度調節も出来る申し分の無い生活に明け暮れている我々、不自由の無い生活に反比例して心のすさびが目立つのは悲しい事である。

 支援とは聞こえが良いが、本当に送り先の人々に役立っているのであろうか?割り当てられただけを支援し数字上だけで役割を果たす結果となっているのではと案ずる。

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物忘れ

 鶴の嘴が挟みになっているデザイン模様の鋏、20年位前の頂き物であるが何でも良く切れる。筆立て入れに差し込ん使わない日は無いほどに重宝している。

 此れが見当たらない、はて?何時使ったか記憶を辿る。三日前か?いや、ひょっとすると昨日読んだ雑誌に挟まって気付かずにしまったか、最後に使用した状況を思い出そうとしても思い出せず、頭から離れない。もしやと思うところは小まめに探すが見当たらない。目に入ってしまっているかも知れないと家族に協力を頼んで、別の目で見て貰うが無い。とうとう来たか!と少々落ち込む。

 物の間に挟まったかとテーブルの上の物入れも引っ繰り返して調べたが無い。お蔭で整理が出来たものの、疲れてきたのと歳の所為とは言え斯うも忘れるものかと呆れ、情けなくなる。数年前、手入れして人に上げようと思った装飾品が何処へ入れたか見当たらず、其れきり出てこない前歴があるので余計自信が無い。

 仕方がない、他の挟みにしてと、一時諦める事にするとした朝、何と、家族が使った場所に置き忘れていたことを思い出してくれ、無事に手元に戻り安堵したが、それ以上に安心できた事は、無くなると人の所為にする痴呆症の初期でない事に確信が持て、記憶を呼び出そうと、日を追ってじっくり行動を手繰り寄せる事が出来た事に喜べた。

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分を弁える

 14歳で大それた事を仕出かしたものだと恐れを感じる。1,6mの身長であれば体形的には青年と見られるが、精神的には分別の付かない子供と言え、大胆な事をして、両親への嫌がらせと言うだけで、周りへの気遣いなど欠片も無い。自分に汚点を残し妹の将来まで奪う思慮の無さ、こうした思いを抱く原因は?性格の芽は如何して育ってしまったのであろうか。残金8万円あったと言うが、九州まで行き一泊、新幹線で名古屋までの費用を持つとは、何処から得たのか。

 両親から窘められた原因は、女生徒との付き合いとの事。此れだけなら両親が注意するのは当然であるが、其れまでの経緯が問題である。タバコも吸っていたとか、年頃としては大人の行動への興味深々、真似をして見たい衝動に駆られる。然し其れを抑えられる精神的教育を怠っていたのでは?

 高校生になった息子から煙草の匂いを嗅ぎ取った時、「今は親に依存する身、学業を終え一人前として社会へ貢献ができ、給料を貰う事が出来てから、良し悪を弁え、遣りたい事を選んでしなさい」と。友達の誘惑もあろう、自身の好奇心もあろう中でどうやら戦い抜いて育ち、定年まで勤め上げてくれた。

 昔と違い、大方持っているとは言え必要欠くべからざる必需品とは言えない携帯、幼稚園児まで持たせている親もいるとか、並みのサラリーマンの家計では大きな負担である。此処にも貧富の差で持たせて貰えない子供は仲間はずれとなる。見回してみれば、家計を締め上げる出費が多い。上の教育を望めば杉並区の学校では、塾の先生が学校に来て貰い一人授業料¥24,000支払うと言う。

 子供の実力以上の程度を望む親が多いのは、出世を望むが故であろう。役人に、医者にと高給取りにするため共稼ぎをする。本当の家庭教育が為されているであろうか。教育する親は共稼ぎで留守。学校では学べない、人間としての家庭教育が等閑になっているように思える。

 事件の多い昨今、此れからの日本を背負う子供の親御達、大丈夫と思っておられても、お金では買えない、親でなければ教育できない大切な人間教育を見直す時であろう。

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漁船

 漁船が油高騰の為、漁獲に出られず魚が売り場から姿を消すと報道されている。庶民の口が肥え、昔は食べられた魚が沢山取れても売れないからと山積みの魚が棄てられているニュースは、つい先頃。

 「エンヤラ、エンヤラ櫓拍子揃えて、朝日の港を出で行く漁船」と歌にまで歌われた漁港の朝、消費者が多くなった為か、新鮮さを早く届ける為か、油で動く船に姿を変えたのは何時頃からであろう。すっかり機械化され、即冷凍保存され、新鮮な味は通常の事と慣れ、市場には輸入物を交えて種類豊富に店先に並ぶ。

 生物ゆえ、何十%は処分される状態は毎日毎日続いている。豊魚であった鰊も鰯も近海では獲れなくなり、80%近くは輸入に頼っているという。今朝の報道では、アフリカの沖合いまで遠洋漁業に出ているとのことに驚く。

 日本の食の90%以上、輸入に頼っている日本の食料に恐怖を感じる。漁民の方々にとっては死活問題であろうが、魚類にとっては繁殖期を与えられたと思っているかも知れない?

 有り余る食量に慣れきった国民への警告の始まりではなかろうか。魚に限らず、食品店から期限切れで廃棄される分量は莫大である。一方では、食に飢え5歳まで命永らえぬ飢餓の国もあり、勿体無さを真剣に考え、食生活への驕りの見直しの時期であるのではと痛切に思う。

 ガソリン値上で、高速道路が5%少ないとの事、使はずに済んでいる人がいる。煙草も1,000になれば禁煙者も増え、健康が保たれるであろう。不自由をして見れば、如何に物の有り難さを知り得よう。良いチャンスかも知れない。

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袖の下

 何時の世でも「我田引水」の為に袖の下を遣う醜い行為は止まない。又もや、教育者たる者が行うとは、だが「蛇の道は蛇」で内容を知り尽くしているから容易く出来、通々であるから、ばれる恐れは無いと思っていたのが、何処からか通じ、露見となってしまったのであろう。

 何十年も前からもあった話、「試験は受けて下さい。もし、合格したら百万円学校へ寄付して下さい」 「勿論です」。勿論合格しているのが通常とされている事を耳にしていた。学校への寄付で聞こえは良い。

 袖の下を遣って親の虚栄心を通した所で、袖の下を遣わねば入れないような学校に入れても、果たして内容について行ける学力があるのであろうか、勿論、最後まで袖の下が巾を利かし、難無く卒業出来るかも知れないが、学校が誇りとする教養が身についているであろうか、この親にしてこの子ありで自分の程度より、学校を出たことだけで傲慢になるのではないかと案じる。

 金銭をばら撒き、望みを叶える醜い野心は選挙を始めとして至る所で見られる。受ける側も出す側も凡て慾に引かれて誘われ、適切な判断力を失ってしまう。詐欺に引っかかるのも元は慾が凡て原因となっている。

 宗教家に至るまで金銭が纏わり付く。説教は学んだとおりの話し上手であれば偉さを感じ、その人の内面を見破れず、汁を吸い取られている件が目に付く。宗教家に限らず人を教える側に立つ身は、先ず己を制すべしである。

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介護側

 介護に関しての放映で、限度額の一割支払えば良いと聞こえが良いが、限度額を超える費用は可成嵩さみ、介護者側の金銭的負担と労力は限度を超える。夫を介護する老妻の現場が映し出されていたが、相手を突き刺し自分もと思った事もあり、老夫婦の切羽詰った事件の心中は良くわかると語っていた。

 介護経験者として芸能人が出席していたが、介護の辛さでの優劣はないが、費用の点では一般人とは異なり苦労の度合いが違い、ヘルパーに依頼する度数も違ってくる。家庭に引き取り家族での介護は夫婦のみでの生活者が多い近頃では、負担は重い。まして年金生活者では生活費が脅かされ、介護ランク内での利用となると入浴度数も侭ならず、清潔を保つには別料金が必要とし、とても賄いきれない。

 役所からの介護ランク査定では、本当の状態数値の認識不可である。こうした事がわかっていない調査人が判断してのランク付けである故、された側としては堪らない。

 一人暮らしの友人が認知症で可成進んでいると感じるが、福祉の査定では軽くみなされている。時折電話するが、うけこたへは、ああ言えば、こう言うで上手に会話が弾むが、何時も同じで録音されている如くで話している相手は認識できていない。最近電話するがコールしているが出ない、二日夜昼かけても出ない。福祉へ電話したり、民生委員に電話、別居している未亡人となった息子の嫁と連絡がついたと報告があり、嫁さんの電話は個人消息は漏らせないと教えてもらえず、私の電話番号を嫁さんに知らせて其の人から姑の消息を知らせて貰えまいかと依頼、漸く様子を知りえた。

 個人情報は知らされないと言えども、この間3~4時間、もし、孤独死でもしていたとしたら、何日も発見されない記事が載っていたがありうる状態と分る。近所が見守るとは謳い文句、手が出せない決まりのがんじがらめ、介護の決まりも実際介護苦労で苦労している人の手助けにはならない決まりの厳しさ、誰が如何して決めたのか、一時間でどれだけの介護の手助けが出来るか、金取主義としか思えない。自衛するのも年齢や病は容赦なく襲ってくる。机上論でなく心の通った決まりは出来ないものか。

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応援

 来る日も来る日もホットするニュースが無い中で、子供の投書欄では(12~17歳)確りと正しい意見が出されており、此の儘素直に成長して欲しいと願い、さぞや家庭教育が行き届いておられるのではと感じる。

 洞爺サミットも近づき、物々しい警戒に当たる方々のご苦労は一方ならぬと察し、無事終了を願う中で、議長としての福田総理のご緊張も如何ばかりと拝察する。ニュース、新聞にても厳しい批判や推測が後を絶たぬ中に、成功を祈り労う言葉は見当たらない。

 昇り詰めれば引き摺り降ろそうとする人間の心理は分るが、事、此処に至っては健康に留意され、無事大役を果たされる事を願い、祈る。

 言葉尻を取っては批判し、煮え切らない、のらりくらりとしている、評価は下がったと数字が出る。良い事は一つも出さない。聞いたり読んだりしている者は乗せられてしまい、正しい判断は出来かねる。太っ腹でなければ政治家は勤まらないとも聞くが、神経が繊細であれば挫折している。

 批判は無責任に幾らでも出来る。国民はニュースや放映にて報道者や政治家の言葉から様子を窺い知り、時を経、結果で苦しんだり納得したりしている。報道の方々も重箱の隅を突っつく事ばかりでなく、たまには良い事を探し出して成果の上るよう、褒め言葉も必要ではなかろうか。(褒める点が無いのかも知れないが)親は子供を叱るばかりでなく褒めて育てよとある如く、厳しい批判の中に褒め言葉で煽てて良い政治を行はせる手もあるのではないか。短期間で、目まぐるしく総理が変わるのは日本の恥でもある。

 兎に角、サミットを成功させるべく手腕を期待し、総理の健康を願い、無事に終わる事を国民一丸となって応援する必要の時と思う。

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国産

 又もや国産と偽って堂々と出荷、丑の日を前の出荷は水際で食い止めたものの、もし、見付からなかったら大儲け、笑みは止まらずであったろう。「国産」との銘に弱い消費者を容易く騙し通そうとの魂胆が憎いし、「国産」の二文字に弱く、すっかり騙されている事に腹立ちを覚える。

 然も、国産となると値段も高い。値段が高ければ本物と信じ込んでいる消費者の泣き所を掴んでの悪徳商人の尽きない悪知恵、全く参ったである。

 今朝のラジオで、90歳で水泳連合の会長をしておられる女性の談話を聞いた。ご自分の管理には徹底しておられ、食事は一切既製品は使わず凡て手作り、日常の時間割に従って行動し、起床から就寝まで体温、血圧、体重、食事のメニューまで記録し、水泳は少なくても日に40分はなさると言う。見習いたいものである。

 我が家でも手作りは多いが、先日クイズ番組で11品目の竹の子を始めとし、キュウイ、大豆類、葱、レモン、その他の中でパセリだけが国産100%との事。殆どが輸入に頼っている現状のなかで、業者は利益を労せずして生む「国産」名に仕立て、濡れ手で粟の掴み取りを狙った悪知恵には恐れいる。

 表示活字も信じられない状態になっており、知恵比べの仕様もない。含まれている薬品に打ち勝つ体力も養い様も無くなってくる。せめて休耕を蘇生させたり、人気のない魚が豊漁、廃棄しているのを利用するとか其の方面に知恵を絞り、我々も贅沢に走らぬよう慎むより手は無い。

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真相

 番組で、歴史の真相を放映しているので覗いて見た。真実を思わせる書物も公開され、事実である事を証明しようとしている。篤姫が三人も毒殺していたとか、「篤姫」の放映中であるため驚きでもあり夢が壊されたような思いがした。

聖徳太子が日本人でなかったとか、上杉謙信が女性であったとか探り出せば限がない。以前聞いた事は、義経が八艘飛びの史実によっての想像か、事実か? 蒙古へ渡って生き長らえクビライが当人だとか、色々説はある。沖縄に頼朝が上陸していた記念碑が映し出されていたが、戦略的な意図からであろうか。

 正真正銘、純粋な血統を受け継いでいる日本人はいるであろうかと思うのは、蝦夷、熊襲、土人((古来の原住民)と南方系、秦国時代、朝鮮等から文化を入れるため招聘した人々が定住し、血統が混ざり優秀な日本人が出来上がって来たのではなかろうかと、私の想像である。

 何故かと言えば西郷さんは南方系の顔立ち、九州、関西には中国、朝鮮系の顔立ちが多く、私などチャイナ服を着ると中国人から話しかけられる。地方によって骨格が異なるように系列を調べれば苗字の出所と同じく興味が湧く。

 で出しはともあれ、二千有余年団結し今日の日本を形成してきた我々の先祖に対し、敬意と感謝を表し、危うさを感じる現状を何とか立て直すべく、政治家を始め、国民一人一人が先祖に恥じない国であるべく、目覚める時と思う。

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引き換え

 今迄の事務上の手抜かり、ずさんな遣り口、果ては社保の役人が横滑りとか、洗い出せば切りなく出てくる不始末を調べて糺すには、何億もの費用を要すると。後期高齢者の問題改善策を講じると今後、消費税を3~5%上げなければ採算が取れないと耳にした。

 何となく駆け引き的言葉に政治家の巧みさに「やっぱり」と感じる。高齢者を優遇する財源はと、捻出方を打って出た。今の状態に追いやったのは数年前に遡るにも関わらす、現職大臣が攻め立てられるのも誠にお気の毒。失敗だらけの仕事をしておきながら、高給に甘えた人々は口を拭っており名前も出ない。今、とやかく批評する野党の輩も、数年前には同じ穴のムジナ、批判どころか共に国民が納得する対策を協議すべきではないか。

 幾ら高齢者が騒いだ所で税だ、物価高だと懐は冷えてくるに引き換え、今迄、高齢者達が納めた税金で無駄遣いし、大変な役職と言えども高給を取り、庶民には及ばぬ豪邸に暮らし、不自由なき食生活を営んでいる。今日の原因を構成した人達の退職金を返還して貰えまいか。天下りで職場を変える度に付く高額の退職金も、率先して吐き出して頂きたい。別荘を買われておれば売却してでも戻す行為を示して貰えば幾らか国民の、特に税金を長年納めて来た高齢者の腹立ちは治まろう。如何であろうか此の案は。

 

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原点

 温暖化、CO2と騒がれ、国内産の食品たるや生産量は僅か3割に過ぎず、凡て海外に頼っている現状とか。減反制度が徹底し、跡継ぎは家を離れ汚れ仕事は好まず、一旦楽な仕事に着けば再び戻る人は殆ど居ない。例え戻ったとしても畑だけでは生活が難しく、戻りたくても戻れない状況が阻んでいる。

 辛うじて踏み留まっている農業生産者は、需要者の好みを満たす為に、季節外でも収穫できる各種の野菜作りに苦心する。結果としてはCO2を排出、石油値上がりで値上を余儀なくされる。消費者は物価高に悩み、安い輸入野菜に走るの悪循環。

 戦前を思えば戦地に駆りだされ男手のない農家には学生が田植や害虫取りをし、収穫は国防婦人会が稲刈り、脱穀と手伝う。寒い土地意外は二毛作、麦踏を手伝ったり、麦刈りの後が田植となる。田圃の畔には枝豆が植えられていたが、今のように機械での田植では細かい作業は出来ないらしい。

 昔と違い、凡てが良質になり、贅沢な味に慣らされた舌は更に上を望むが故、肥料に費用をかけ、品物高は留まらない。原油が高くなり、生産国は出し渋り、値上に拍車を掛ける。地下資源の埋蔵も限りありで更に獲得権の奪い合いの兆しも見える。こうした情勢の中、少しでも自国生産で需要が満たせるべく、国を挙げて国土利用に力を注ぎ、消費者も生産者も凡てに於いて協力すべき時と思う。

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海亀

 海亀のメス化について報道され、絶滅の危機が心配されている。29・7度の温度が性の分岐点で、最近の温暖化でメスに変換する海亀が多く、叉産卵の場所も荒らされ減少の一途を辿っているとの事。

 海亀ばかりでなく人間の良識も崩れ、事業への意欲は貪欲に変換されて来ている事に驚く。個人エゴ、集団エゴ、企業エゴ、地域エゴ等が野放しになっているとも報道されているが、範を示すべき大人共がエゴの醜態を曝け出しては、全うな次世代が育てられる筈が無いが、「他山の石をもって、玉をおさむべし」と受け止められる次世代が如何程居ようか、諭すべき年代が狂い始めており、他山の石とすべきを諭せる年代とは同居しておらず、伝えようが無い。

 小学生の投書に、「ハンドルが絡むように置かれた自転車置き場で、買い物をした人が自転車を出そうと苦心していた折、横の自転車がドミノ倒しとなり、この少年はどうして良いか分らず、すくんでしまった折、一人の青年が飛んで来て体を入れて倒れてくるのを止めた行為に、自分もそうした大人になり、困った人の手助けをしたい。」と。美しい行為に見習う決意をする少年の言葉にほっと心が癒された。

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何故

 又もや惨事。最愛であるべき家族を最悪の、しかも団欒の家庭を悲劇のどん底に沈めるとは、何故?考えられない。

 確かにお父さんは臭い、嫌いだ!側に来ないでと言う今時の家族の会話を耳にする。私の育った年代では在り得ない表現であり、禁句でもある。一家の柱たる主人、父親に対して妻は仕え、従い忍耐して過す姿を子供達は母親を憐れみながらも、父親とは偉い人と、尊敬の念を持たせたのは母親の子供への教育の一端であり、父親の権威を保たせ、父親の許可がなければと我儘も抑えられて来た。

 然し、権威を持たせず「女、賢(さか)しくて牛売り損なう」的で、権威は母親が持ってしまう家庭が多い様だ。女性の進出は大いにあるべきだが、一家に於いては主人の価値を高める、主人は主役、女房は脇役に徹する事で丸く収まる。

 生まれも育ちも異なるもの同士が結ばれ、凡てが満足である筈がない。お互いの不足面を補い合いつつ家庭を築き、次世代を確り育てる責任がある。「父さんと母さんとどっちが好き」と問うのも愚かであり、夫に対しての愚痴を子供に聞かせること自体母親失格と言いたい。子供の父親の悪口を聞かせて良いであろうか。夫への不満は耐え、子供が長じて判断がつく年齢になってから話せばよい。

 「邪魔者にされている」と、父親としての存在感も失せ、必要とされない孤独感に苛まれ、分別力を失い惨事を引き起こしたと推測する。誰かに胸の内を話せる人でも居れば悲劇は起こらなかったであろうが、居場所のない孤独に追いやられ凍り付いてしまっては人に話すことも出来なかろう。再び悲劇の起こらぬことを願って止まない。

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繰り返し

 飛騨牛と偽ったり、上肉に見せかけたり見付からなければ手段を問わずで、利益に走る遣り口は後を絶たない。使い回しも次々と、果ては注射針まで、「お前もか」である。

 銘柄に拘る人、高級志向人も多く、贅沢を良しとする人々へ高値で取引できる商品は、商人にとって絶好の儲け口である。銘柄といえば偽物を出されても判別出来ない裸の王様其の者を見透かし、手玉に乗せ、乗せられて、何億と言う利益まで与えてしまっている。

 贅沢は敵だと質素を旨とし、物資不足の折には配給で手にする肉たるや、干乾びた様な肉切れでも行列を作って配給を手にした。二・五合の米の配給では足りない家族は米と肉、砂糖と交換した時代から見ればまるで夢の話。

 TVで与野党、評論家達での討論で「吉兆の使い回しも客でなく従業員に与えるか、持ち帰りの容器を渡せばよい。詰りは利益計算に走った為だ」と。現在持ち帰りの容器を要求しても、食品管理上渡せないとの返事が返ってくる事をご存じないのでは?叉、恐らくご自身が容器を要求などしたことも無く、現状をご存知でないから容易く仰る。持ち帰りたくも持ち帰られない現状をご存じない。

 実際に残して行く事にどれ程勿体無さを感じる事か、容器を請求し持ち帰った者の責任にして渡せばよい。中毒は持ち帰らなくても現場で起きている。何時何処で制度が決められたのか、元は何処から発進しているのか、制度其の物を変えなければ延々と続くであろう。賞味期限も遣いまわしに繫がり棄てれば大損、利益に走っての結果ではあるが、根本のスタート時点での思惑の狂いが末広がりの悪影響を齎しているように思える。

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禁止

 吹き抜けの屋上プラスチック製の蓋の上にのぼり、12m下に落ち命を落とした小学六年生のニュースが流れる。上ってはいけないと注意事項が張られてあるが、設置上のミスは無いか、点検はと原因究明に走る。歩数測量の実験に、引率者は一般道路より安全な屋上を選んだのであろう。運動場では出来無かったのか状況がわからぬが、不幸な結末となり引率の女教師は、身の置き所亡き思いであろう。

 以前にも上ったとされる数名の靴跡があると報道された。4ミリのプラスチック製半月型の蓋の下には、金網入りの強化ガラスが張られていたと言う。よもや上るまいとの一般的良識感覚で設計され、安全が確認されて設置しているであろうが、耐火壁、強化ガラス、万年トタンと評されるタキロンにしても、出来たてのテストは計算以上の出来栄えでも、日光や雨風に晒されてからの結果は未知である。

 設計ミスは無かったか、点検は怠っていなかったか、柵はしていなかった、今後屋上は閉鎖と、より安全を期し、事件の起こらない事への策を練り、親も多分我が子の落ち度より、引率者の落ち度へ目を向けるのではなかろうか。安全を願は無い者はいないが、乳母日傘的では逞しく克つ、如何に好奇心がそそられても禁じられている事は絶対してはならぬ自制心を養えるであろうか。

 折角の命を亡くし、将来を楽しみに育てられていた親御は悔し涙や、監督不行き届きと恨みは尽き無い事と察するが、側にいた子供達の中には禁じられている事を破った結果を心に焼き付け、常識ある人間として成長して欲しい。心痛む事件である。

 当世代の学校の贅沢と思われるほどの建築、設備には驚きの他無い。 

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ジャム

 1kの梅でジャムを作ったのが上々なので、更に2キロの梅ジャムを午前中かかって作り終えた。壜に詰め、したり顔で眺め、ヨーグルトにかけて良し、パンに好し、薄めて飲み物に良しと満足するが、トルストイの靴屋の物語をふと思い出し、人間の計画の儚さを思う。

 さりとて生かされているからには健康保持の為、あれこれ慮る必要もありと、被災者方達の不自由な生活であろう事に思いを馳せ、平穏無事である今日に感謝する。

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執行

 鳩山法相の決断により執行された事で、賛否が載っており、宣告を受けた人の恐怖を覚えたとの文面もある。命を絶たれた幼い方々も20年後の今日、立派な社会人となっておられようし、生きて居ればと歳を数え、遣る瀬無き想いに涙しておられよう。

 人権云々と弁護士は言うが、殺害された側の人権はどうなると言いたい。死刑より終生、悔いに苛まれた方が本人に取っては辛いと言う人もいるが、遺族に詫びの一言も無いとの事、無残な事を平気で行う人が己を苛むほど後悔しているであろうか。衣食住の心配なく20年もの歳月を養ってきた費用は何処から出ているのであろう?書くまでも無い。

 再び戻らぬ人の命、まして将来ある幼子を恐怖の中で殺される瞬間、思うだに恐ろしい。人を殺めれば己の命と交換しても罪は償い得ないことを深く知らしめる為にも、法に依る裁きを現代人に知らしめるべきと思う。

 以前には悪い事をすればと、裁きの恐ろしさを知らしめる絵図などがあり、小さい頃から「嘘は泥棒の始まり」と戒められ、お天道様が見ていなさると年寄りは厳しく言い聞かせた。まして人を殺めれば狂い死にするほど良心の呵責に攻められると諭され、幽霊に脅かされるなどと、悪に対しての報いの恐ろしさを、何かにつけて見聞き出来、悪い事はしてはいけないと刻まれてきた。

 諭す年寄りとの同居も無く、怖いもの知らず、自分の勝手が通らなければ人の所為、世間の所為にする我儘を増長させてしまっているのは何が原因であろうか?「三つ子の魂百までも」の言葉の意味は深い。親となる者が、育む愛と、良識を確り植え付ける責任があると思う。

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天災

 予期せぬ事に命を落とす出来事が、天災、人災と続いており遣る瀬無い。明治時代にも、岩手地震と同じ日に三陸津波が起き、揺れは酷くないが20mの大津波で多くの被害が出たと報道していた。昨夜9時過ぎに震度2、震源地は埼玉で発生の深さが深いので揺れる地域は広範囲ではなかったとの事。

 四川に引き続き岩手の崩れ方を報道で見るに、むき出にされた山肌の状態では面積は兎に角、同じ状態と思える。学者に因ると地層が老朽し始めていると。何億万年もの間に地続きが離れて列島が出来、大陸が分裂して五つの大陸が出来たと聞く。それ以来地図を変えるほどの変化は無いにしても、爆発による新山や、形の変化はあるが温暖化による気象の変化は、地球上を蝕み始めている様に思える。

 昔、断層地震が起きた時、トンネルを掘るから地震脈に触れたのだと言う人も居た。山間の山の斜面に延々と続く舗装道路は無残にもズタズタに絶たれ、谷間に架けられた道路はへし折れ、叡智を尽くした工事も天災には敢え無い。一瞬の間に命を亡くし、家を失い山間に取り残された住民達の恐怖と悲しみは察するに余りありで、折悪しくその場に出張した方も居られ、20m.下の転げ落ちたバスの中でも九死に一生を得られた方もあり、生死の境の不思議さに思いを寄せる。

 今日も無事に居られる事さえも不思議に思えるが、地震国と知りながら依然と高層ビルが建つ国との記事を見、高い所を好んで住む地震国であることを認識しない人も多い。未だ克ってない揺れ方の数値であるとの事、もし、東京に起きたとしたら被害は想像もつかないと結んであった。

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警鐘

 親が作った作文で賞を取り、親が描いた絵で褒められ、親の希望校に入り良い成績を取る為に勉強を強いられても、追いついてゆけぬうちに孤独感に苛まれた様子を紙面で知る。

近所でも小学校で優秀、東大コースの中学に入るが各所から集まる秀才児には追いつけず、今では勤めもしていない様子。親は自分が叶えなかった夢を子供に託し、自分の成績はさて置いて子供の成績向上に懸命過ぎ、自分の物差通りに仕上げようとする事で子供へ負担が掛かる。子供が望む、望まずに関わらず軒並みピアノを習わしている時代があり、長じてはピアノは飾り物となっているのと同じく、親の理想を叶えてくれる子供は少ない。

 昔は皆貧しく、つましい暮らしであり、大学へ進むのは学級で一人か二人、中学へ行くのも7~8人高等小学校へさえ進まれず、小学校で丁稚や子守に行かされ、紡績工場へは前金で集団で就職した。どうしても勉学の心止み難く通信教育で中学を出たり、書生として住み込んで大学を志した。皆真剣で苦労が人を育て、恩義を感じ貧乏を糧として努力した人々は今の大きな会社の基礎を作っている。

 今の親達は子供のためを思って、子供を知り尽しているであろうか、わが子であっても子供を真底、理解できているかが疑わしい。何故なら、何処其処の学校へ、少しでも誇りたい虚栄が心底で渦巻いている事が子供へ大きな負担となる結果を生んでいるのではなかろうか。良い学校を出なければ良い就職が出来ないという社会も悪い。人を見る目を持たない。学業は優秀でも役立たずの人もいる。秋葉原の事件は、社会の求め方も親の認識も狂いだしている事への警鐘と感じる。

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自制国政

 CO2を減らす行動に対して討論会の放映で、個々で工夫し合ってて協力すべき自制組みと、国が制定して守らせるべきとの意見の国政組みで比率は後者のほうが多かった。現在状況では両者必要と感じる。本来なれば国で制定せずも、自発的に協力すべきと思うが、余りにも無関心な人達が多過ぎると感じる。

 何故ならば、ごみの収集場を始め散歩道、観光地を見てもわかる。果ては登山道に至るまで依然ゴミを捨てる人が耐えないと、登山家の野口健さんは嘆いている。ゴミの分別に協力し、食べ物を無駄にしない(ゴミを減らす)、節電に工夫を凝らす等々課題は多いが、制度が無ければ認識できない人達には国の制定も必要であろう。一人一人が実行する事に協力すべきである。

 家庭におけるソケットを小まめに引き抜くとか温水器のスイッチを夜は切るとか指導しており、成る程と身辺の無駄遣いに目を向け節約に励むものの、ライトアップ、イルミネーション、ビルの窓に遅くまでつく明かり, 放送局の温度調節(出演者が上着を着るほどクーラーが聞きすぎていると発言)、紙の無駄使いも気に掛かる。

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利己

 賂(まいない)と言うか、袖の下と言うか欲望や願いを叶えて欲しい魂胆から付け届けをする。同じ付け届けでもお世話になった感謝の礼を尽くしての付け届けもあるが、得てして前者の方が現世では多い。

 タクシーの運転手が回数多く利用して欲しいばかりに付け届けが金子に迄及んでいるとのニュース。貰えば情にほだされ利用するの繰り返し、この情報が流れ、我もわれもと右に倣う。差し出すのを受け取るから繰り返され、成績を上げんが為に高額で釣り上げ、引っかかる輩が増えるの悪循環。

 業務上残業ならで、飲み屋で酔い潰れても利用するタクシー代。何処から支払われているかも問題である。役人の特権とばかりに乱用乱費は許せない。上役人が変わっても、従来の習慣に慣れた人々の突き上げに押し潰されるのが今迄で、変えられ無い。

 大阪の橋下知事が突き上げに頑張っている。お手盛り給料で生活費が緩んでいるのを引き締めるのは大変ではあるが、借金を無くす為に捻出場所は先ず身内から節約すべきで、逆らうのは可笑しい。

 「貰い乞食」と言う言葉があった。貰う事になれ、貰わなければ不服に思う人間の浅ましさ、袖の下、付け届け、席に甘んじ横柄になって行くのが人の常。よほど己を引き締め公僕たる事を肝に銘じ、上役は下積み時代を思い起こして自制して行かねば、醜い行為は止まらぬであろう。

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納付通知書

 昨日、固定資産税納付通知書が届き、値上がりに驚く。後期高齢者保険料が安くなった人は、固定資産税を払っているから安くなると聞き、安くなるに越した事はないと3,000程度でも助かると通知を見た。然し、敵もさることながら抜かりは無い。下がった分の倍以上跳ね上がっている「お主、中々遣るのう」!抜け目は無い手立てに、国民の声を受け止めているように審議などしている底で確り計算がなされている。

 丁度、浮き草が風で水面に漂っている下で確り固めている土壌の如きと思う。新しく迎え入れられる「長」と証する人の提案は、従来の役人の攻勢に新案は合えなく押し潰されてしまうことが大方らしい。古参の役人の意地悪である。

 辛い経験を思い出す。斬新さを入れたいと招かれて室長を受け持つたが、配下の人々の言葉には出さない行動での反抗に閉口したが、意思が伝わるまで一年猶予掛かった。執拗なまでの忍耐と努力が必要であるが、政治家の世界では、反対勢力に押し流されてしまうのであろう。

 後期高齢者保険の見直し論が出ているが、此れと引き換え如くに消費税問題が浮上している。8%になれば生活は苦しくなる。今でさえ食品類は軒並み値上がりで、更に消費税が上れば見なおしとかの甘い言葉で悦に入っては居られない。どうしても上げざるを得ないなら、食品以外にすればと思う。何故なれば、雑貨娯楽等は節約できるが、食は一日たりとも絶つ事は出来ない。

 高給取りの政治家達には、庶民の暮らしはわかるまい、庶民から成り上がった御仁達は豊さに慣れ染み、真剣に考えないであろうと思われる節がある。

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茶道

 短期間で、首相が交代している国は日本だけだと評しているのを目にした。確かに、協力より引き摺り落とそうとする粗探し的な言動が多く感じる。協力の有り方によっては次期政権を委ねる思いが強くなるのではなかろうか。現在では交代にしても、現状維持にしても国民は迷うのでは、どの社会でも「長」となる者は孤独である。強かな精神力と信念が無ければ努め遂せるものではない。

 舛添大臣も真剣に取り組んでいることが解るが、褒め言葉よりけなし言葉が多く飛ぶ。ある程度強かな根性がないと精神的に参るであろう。応援するより引き摺り下ろそうとする輩が多いのは、仕事上の世界には付き物である。

 茶道会の大御所がこれ等の事で歎いていた記事を見る。昔の政治家は多少の野次に左右されず、世相を見極め、どっしりと構え茶道を嗜み、茶道精神から学ぶ余裕を備え持っていたと。

 「十人十色」様々な思惑を取りまとめて行く事は並々ならぬ事ゆえ、支えて良き方向に纏める協力者は居ないものか。解散だ選挙だと、どれだけ無駄な税金を費やせば気が済むのか、政治は遊戯ではない。国民も耳障りの良い言葉に惑わされず真剣に耳を傾けるべきと思う。

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未知

 南アメリカで、違法森林伐採によりブラジル側の密林に追い込まれ、文明との接触を持たない部族が住んでいると言う。上空を通過する航空機を見つけた人々が、「槍」如き武器で攻撃を仕掛けているように見えると解説付きの写真が掲載され、ブラジルの国土は広大なので外の世界との接触を拒む集団が未だ存在するらしいとある。

 終戦後間も無く、アメリカの宣教師と其の家族十数人がアフリカの奥地に宣教と開拓に入ったが、殺されてしまったとニュースで聞いた。横浜で開かれているアフリカの五十数カ国を知るフェスティバルの様子を垣間見るに、凄い発展振りに驚く。然し彼の国も広大であり、中には奥地の部族民達は取り残されているやも知れぬ。

 文明の世を知るのが幸せか、全く現世界を知らず、未だに原始的な生活に甘んじ、未知の世界に住む事の方が彼等にとっては幸せなのかも知れないが、開拓が進むに連れ、やがては追い詰められて行くであろう。皆殺しのニュースから六十猶予年経た今日、文明に染んでいない人達の居る事に驚きを感じた。

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 竹刀で叩かれた痣が問題となり協議された結果、三ヶ月の減俸処分でマスコミ連が、とやかく醸している。評価は様々であろうが、昔で言えば当たり前に行われており、これ程の騒ぎにもならず体罰を受ける側も耐えた。

 軍隊では重営倉に入れられ、瀕死の境をさまよっても一言の抵抗もならず鍛えられたと言う。軽い罰にしても一人の失敗はグループ全員が同じ処罰を受ける。其の厳しさが、仲間に迷惑を掛けないようにと精進する。隊長によって処罰は個々に異なるらしいが、平手打ちは軽い方で両ビンタは言うに及ばず竹刀は勿論、銃剣の石突で小突かれたと聞く。悔し涙を飲み辛さに堪え、強く逞しく一人前になった。

 小学校の頃は宿題をしなければ水の入ったバケツを両手に持たされ、立たされる姿を見て、宿題を忘れないように励む。答えが拙ければその場で立たされ、涙を流せばビンタが飛んでくる。忘れられない光景で、四年生頃と記憶するが、毎回宿題を忘れる女の子、理由を問われて答えなかった。いきなり、お下げ髪を手に巻き、講壇の端から端まで往復引き摺った。その子は泣かなかった。教室はシーンとした。翌日、顔を腫らして登校して来た姿にに偉いと思った。小柄であったが根性がある。家は貧乏で子守で思うように宿題が出来なかったのではと後で解るが、やる気があれば子守しながらでも出来るとの躾であったと思う。親からは不平の一言も無い。

 成績は伸び先生に笑顔で見送られて行った当時の事をまざまざと思い出し、今の世であったら豪い騒ぎとなるであろう。「叱る」のと「怒る」とは異なる。「躾」と称して鞭も良いが、然し思う様に成果が現れないからと言って、腹立ちの感情を籠めての鞭は「躾」ではなく腹いせである。どうやら今回の件は後者と見る。

 子供に対しての暴力的鞭は、得てして親の鬱憤の捌け処どころとしている向きがある。相撲界に於いても同じく言える。鞭は悪いとは思わない。本当に心を籠めての愛の鞭を揮い、立派な師弟を育てて貰いたい。子供を持つ親御さんにも願いたい。

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エクセル

 友人がエクセルの使いこなしを教えに遠路わざわざ訪ねて下さり、月謝と時間を掛けて学ばれた事を惜しげもなく伝授下さった親切に心から感謝。「百聞は一見にしかず」と一生懸命覚えた積り、テキストもコピーさせて貰い、分かった積りでは居るものの、実践となるとどれだけ呑み込んでいるかが危ぶい。

 数式とやらを入れると一瞬にして望み通り表示される賢さ、操作を覚えれば容易く出来る計算、覚えるまでの知能を働かせても後は楽々、計算能力は、はて?後退せねば良いがと愚かしい考え「下手な考え、休むに似たり」であろうと一人苦笑。

 何はともあれ近親者達の生死の年月日を含めた住所録でも作成し、脳の鍛錬としての挑戦とする。

 与野党の行動が新聞ニュースを賑わし、評論家達は思いのままを口にし、政治家の弱者の味方紛いの甘い口に乗らぬよう「言うは易く、されど行うは難し」であり、我々は良く見極めねば、エクセルのように確かな答えが出るには難しである。

 

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民生委員

 年一回、高齢者のみの家族や一人暮らしの高齢者の住まいを訪問して安否を問う役目を担っているが、元気な年寄り