原点
温暖化、CO2と騒がれ、国内産の食品たるや生産量は僅か3割に過ぎず、凡て海外に頼っている現状とか。減反制度が徹底し、跡継ぎは家を離れ汚れ仕事は好まず、一旦楽な仕事に着けば再び戻る人は殆ど居ない。例え戻ったとしても畑だけでは生活が難しく、戻りたくても戻れない状況が阻んでいる。
辛うじて踏み留まっている農業生産者は、需要者の好みを満たす為に、季節外でも収穫できる各種の野菜作りに苦心する。結果としてはCO2を排出、石油値上がりで値上を余儀なくされる。消費者は物価高に悩み、安い輸入野菜に走るの悪循環。
戦前を思えば戦地に駆りだされ男手のない農家には学生が田植や害虫取りをし、収穫は国防婦人会が稲刈り、脱穀と手伝う。寒い土地意外は二毛作、麦踏を手伝ったり、麦刈りの後が田植となる。田圃の畔には枝豆が植えられていたが、今のように機械での田植では細かい作業は出来ないらしい。
昔と違い、凡てが良質になり、贅沢な味に慣らされた舌は更に上を望むが故、肥料に費用をかけ、品物高は留まらない。原油が高くなり、生産国は出し渋り、値上に拍車を掛ける。地下資源の埋蔵も限りありで更に獲得権の奪い合いの兆しも見える。こうした情勢の中、少しでも自国生産で需要が満たせるべく、国を挙げて国土利用に力を注ぎ、消費者も生産者も凡てに於いて協力すべき時と思う。
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