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追悼

 年に一度、亡き方々の遺族が集まり追悼会を開く。今年度、他界されたご家族が加わり、一言づつ思い出を語られた中で、家族で出かけられる支度中に倒れ、数時間後手当ての甲斐なく、ご主人と娘さんを残して逝かれた。娘さんは涙で言葉にならず、悲しみの深さが伝わる。

 あっけなく、誰に面倒をかける事無く逝かれた事、羨ましく思い、斯くありたいと願っているが、遺された者にとっては限りなく残念であろうと思う。恋しさや悔やまれる事など日を追うて悲しみの要素となり、胸を締め付けられ、慰めごとも役立たない。

 会の終わりに「来年お会い出来る様に、お体お大切に」 「そちら様も」と言葉を交わし別れたが、自分の命であっても終りは予知出来ない。許されるならばお会いできるかも知れない。今日あることの命の尊さを噛み締めながら帰途に就いた。

 ニュースに流れる中国やミャンマーでの災害による一瞬にして命が絶たれた人々の数、救いの手が届かぬまま逝かれた人々の数の多さに言葉が無い。もし、此処に起きたら!!処置なし、願わくば一瞬にして息絶えたほうが幸せと勝手な願いを抱く。神の御旨に任せるべし。

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