未知
南アメリカで、違法森林伐採によりブラジル側の密林に追い込まれ、文明との接触を持たない部族が住んでいると言う。上空を通過する航空機を見つけた人々が、「槍」如き武器で攻撃を仕掛けているように見えると解説付きの写真が掲載され、ブラジルの国土は広大なので外の世界との接触を拒む集団が未だ存在するらしいとある。
終戦後間も無く、アメリカの宣教師と其の家族十数人がアフリカの奥地に宣教と開拓に入ったが、殺されてしまったとニュースで聞いた。横浜で開かれているアフリカの五十数カ国を知るフェスティバルの様子を垣間見るに、凄い発展振りに驚く。然し彼の国も広大であり、中には奥地の部族民達は取り残されているやも知れぬ。
文明の世を知るのが幸せか、全く現世界を知らず、未だに原始的な生活に甘んじ、未知の世界に住む事の方が彼等にとっては幸せなのかも知れないが、開拓が進むに連れ、やがては追い詰められて行くであろう。皆殺しのニュースから六十猶予年経た今日、文明に染んでいない人達の居る事に驚きを感じた。
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