慣れ(2)
近頃の女性の髪形を始め見た頃、昔で言う「お化け」の絵に出てくるのと同じで驚く。遅れ髪の如く顔に垂らす「だらしない」スタイルも見慣れてしまうと左程、気にならなくなる慣れの恐ろしさと言うか、慣れの図々しさが浸透する。
ファッションアドバイスをしていた頃、自分で思い込ンでいる殻から頑として抜け出さない人もいる。耳を傾ける人は何でも着こなし、スタイルの欠点もカバー出きる。目の錯覚を利用する事でファッションを始め、生活の中でも見違えるほど広く感じさせる利点を持つ。耳を傾けない人は慣れにどっぷり浸かっており、向上心も無い。自分のしていることが一番良いと思い込んでいる。
新聞を賑わしている事件に関係している人たちも然りである。槍玉に挙げられ、何とか体を交わそうと四苦八苦の連中、良い材料とばかりに埃を叩き出す連中、大切な時間が喧々諤々で過ぎて行く。びしっと締まる行動が出ないものか、出せないものかと苛立つ。此れも慣れによる体たらくである。嘆かわしい。
本家の跡取り夫妻が、上京したとて久々に立ち寄ってくれた。2時間に満たない時間ながら有効に、楽しく快い時間を過ごす事が出来、近頃にない喜びを味わった。高齢の母親を看取っただけあって、疲れさせない時間帯への気遣いに胸が熱くなるのを覚えた。嫌なニュースに沈む気分が明るなった出来事である。
最近のコメント